私は、そうしたパソコン通信サービスの大手NIFTY-Serve(現「@NiftyJの前身」に参加し、日曜プログラマを気取っては自作ソフトを公開していた。 そんな私だったので、上昇フォームのスケジュール表を、そのままパソコンのソフトにしたいと考えるのはごく自然な発想だった。
いくら優れたスケジュールソフトでも、机の上でしか使えなければ用途が限られてしまう。 携帯することができないスケジュ上フでは、まるで意味がない。
ところが、ちょうどこの頃、富士通から携帯型の最新ワープロ「oASYS Pocket3Jが発売された。 このワープロには、なんとDos(当時主流のパソコン用os)が入っていることが判明し、旧機種のユーザーを中心に話題になった。
つまり、背広のポケットにも入る非常に小さなOASYSPocket3(富士通)はDOSパソコンとしても使用できる小型ワープロ機として当時人気を呼んだ(写真はJISキーボードモデル)。 パソコンが販売されたのだった。
私はシステム手帳のときと同じように、発売間もないoASYS Pocket3を買いに走り、さっそくDos上で動作する上昇フォームのスケジューラづくりに取りかかった。 そうして完成したのが、上昇フォームを実現したスケジサ・Iルソフト「sxR」だった。

このスケジュ上フのプログラミングにあたっては、事前に開発コンセプトを決めた。 アプリケーションソフトの開発は、さまざまな要素によって複数のモードや画面が想定されるため、開発コンセプトをある程度明確にしておかないと、成り行きで複雑なものになる。
1般のスケジュールソフトは、自在に過去から現在、未来へと移行することができる。 これからつくるソフトも、簡単なキー操作で過去へ、未来へと軽快にリーディングできるものであってほしい。
しかも、できることなら、悠久の過去から逼か彼方の未来まで。 際限なく無限に続く時間軸が明快に表現される。
しかも、ときにはズームレンズのように拡大し、俯ものであってほしい。 入力されたデータは、明快にわかるように、時系列順に並ぶことが原則だ。
そのどれもが整然と天上を志向していてほしい。 よく見かけるフォーマットに、縦方向に日付の軸を、横方向に時間の軸を配したものがある。
時間軸が二本あるわけで、極端にいえば2次元管理だ。

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